愛車とともに(21世紀の森と広場編)

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自然と文化が融合した魅力的な空間

21世紀の森と広場は、千葉県松戸市に位置する広大な都市公園で、約50.5ヘクタールの敷地を誇ります。この公園は、都市化が進む中でも貴重な自然環境を大切に保存し、都市生活者が気軽に自然とふれあえる憩いの場として設計されました。

21世紀の森と広場

特筆すべきは、開発前からこの地域に存在していた湿地帯や森林などの自然環境を最大限に活かし、生態系を維持しながら公園として整備された点です。この自然共生型の取り組みにより、地域の生物多様性を保全しつつ、多くの市民の癒しの空間として親しまれています。

紅葉シーズンになると、園内に植えられたイロハモミジやヤマモミジなど、様々な種類の木々が鮮やかに色づき始めます。特にここのモミジは見頃を迎えており、素晴らしい紅葉を楽しむことができました。特に千駄堀池周辺では、水面に映る紅葉が美しく、まるで絵画のような風景を作り出します。自然の地形と調和した紅葉は、都会の喧騒を忘れさせてくれる特別な空間を創出しています。

今回は、かつて子どもと遊び、思い出を作った思い入れのある場所を、紅葉狩りと新エリアの散策を目的に久しぶりに訪れました。この記事では、懐かしい場所での新たな発見と、時を経て変わりゆく景色の魅力をお伝えしたいと思います。

特徴

  • 自然との共存: 湿地帯、森、小川などの多様な自然環境をそのまま保存し、都市にいながら豊かな生態系に触れることができます。四季を通じて様々な野鳥や昆虫、植物の観察が可能で、都市部では貴重な自然体験の場となっています。

かつて整備されていなかった湿原の遊歩道を散策しました。昔の湿地帯が残されており、自然の豊かさや素晴らしさを直に感じることができました。

  • 多様な施設: パークセンター、自然観察舎、博物館など、自然に関する学びと体験ができる施設が充実しています。各施設では自然観察会やワークショップなどのイベントを定期的に開催し、子どもから大人まで楽しみながら環境について学べます。
  • 広々とした空間: 芝生広場や遊歩道など、ゆったりと過ごせるスペースが豊富にあります。起伏のある地形を活かした園路では、散策やジョギングを楽しみながら、季節の風を感じてリフレッシュできます。
  • 季節ごとの変化: 四季折々の自然の変化を楽しめます。春の新緑と桜、夏の緑陰と水辺の生き物たち、秋の紅葉、冬の野鳥など、訪れる度に異なる表情を見せてくれます。

見どころ

千駄堀池

公園の中心に位置する趣のある人工池です。四季折々の水鳥たちの優雅な姿を観察でき、春から秋には水面近くにあるレストランから公園の景色を楽しめます。池の周辺には休憩スペースがあり、ゆったりと景色を眺めることができます。

森のホール21

最新の音響設備を備えた多目的ホールです。クラシックコンサートや演劇、各種イベントが定期的に開催され、市民の文化活動の拠点として親しまれています。

松戸市文化振興財団の運営する森のホール21、松戸市民劇場
公益財団法人松戸市文化振興財団

松戸市立博物館

先土器時代から現代までの松戸の歴史と文化に関する展示を行っています。常設展示に加え、特別展や企画展も開催され、地域の文化財や歴史資料から松戸の魅力を深く知ることができます。

松戸市立博物館

自然観察舎

高性能な望遠鏡で野鳥の観察ができ、季節ごとの自然の変化や生態系に関する展示も見学できます。スタッフによる自然観察指導もあり、初心者でも気軽に自然観察を楽しめます。

自然観察舎

「あそびのすみか」広場

安全性に配慮して設計された遊具が設置され、子供たちが自由に遊び、体を動かせます。広々とした空間で、保護者も安心して見守れる人気スポットです。

令和4年10月8日(土曜)オープン、21世紀の森と広場「あそびのすみか」に3つの遊具が仲間入り

私の子供が小さかった頃には、このような「あそびのすみか」は全くありませんでした。今は、ローラースライダー、ジオマウンテン、昆虫のすみかなどの遊具が充実していて、子どもたちがとても楽しく遊べる場所になっていますね。

森と広場の紅葉

21世紀の森と広場は、松戸市を代表する紅葉の名所としても広く知られています。広大な敷地内には、イロハモミジやカエデ、イチョウなど、様々な種類の落葉樹が植えられており、それぞれが異なる時期に色づきを見せます。

特に11月下旬から12月上旬にかけては、木々が赤や黄色、オレンジなど鮮やかな色彩のグラデーションを織りなし、訪れる人々の目を楽しませてくれます。遊歩道や池のほとりでは、色とりどりの紅葉が水面に映り込み、静かで趣深い秋の風景を作り出しています。

ここのモミジは見頃を迎えており、素晴らしい紅葉を楽しむことができました。11月下旬に訪れた香嵐渓の紅葉は期待ほどではありませんでしたが、今回は本当に来てよかったと感じています。

その他の施設情報

  • イベント: 公園では季節ごとに自然観察会、環境学習会、文化イベントなどの多彩なプログラムが開催されています。年間を通じて充実した内容で、誰でも参加できます。
  • アクセス: JR武蔵野線「新八柱駅」または新京成電鉄「八柱駅」から徒歩15分です。市内各所からバスでのアクセスも可能です。駅から案内板が設置されているため、初めての方も迷わず到着できます。
  • 駐車場: 普通車用の4カ所の有料駐車場を完備しています。駐車場により料金が異なりますので注意が必要です。
交通アクセス

周辺にある紅葉の名所

本土寺:本土寺は紫陽花寺として有名で、6月には色とりどりのアジサイが咲き誇ります。秋には境内が紅葉に染まり、山門から本堂への参道では、石灯籠や歴史ある建造物と紅葉が調和し、風情豊かな景色を楽しめます。

本土寺【公式】|松戸市平賀にある日蓮宗の寺院|紫陽花寺
本土寺 松戸市平賀にある日蓮宗の寺院

戸定が丘歴史公園:水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てた戸定邸の敷地のうち、約3分の1が戸定が丘歴史公園として整備・公開されています。戸定邸と戸定邸歴史館で知られる当公園は、美しいモミジの紅葉でも人気を集めています。

施設案内

まとめ

今回は、久しぶりに訪れた「21世紀の森と広場の自然と紅葉を中心に紹介しました。また、最新の音響設備を誇る「森のホール21」や、先土器時代から現代までの松戸の歴史と文化を展示する「松戸市立博物館」も魅力的な見どころです。

21世紀の森と広場は、四季折々の自然の移ろいを楽しみながら、心身をリフレッシュできる癒しの空間です。豊かな緑に囲まれた園内では、都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時の流れを感じることができます。特に、小さなお子様がいる家庭には、子供が安心して遊べる「あそびのすみか」の充実した遊具が魅力的です。

また、散策路では鮮やかな紅葉をじっくり楽しむことができ、池のほとりのベンチでは野鳥のさえずりに耳を傾けるなど、それぞれの方法で自然を満喫できます。

週末のお出かけや気分転換に、ぜひこの豊かな自然の中で心地よいひとときを過ごしてみませんか。きっと、新たな発見と癒しの時間が待っています。

《 参考情報 》

松戸の紅葉 | 松戸市観光協会
松戸市観光協会の新着情報ページです。
ガイドマップほか
東京駅から33分で大自然を堪能できる!松戸市21世紀の森と広場 
松戸市にある「21世紀の森と広場」は、東京駅から約1時間で訪れられる大自然スポットです。人工池である千駄堀池の周りを散策できるほか、田園風景が広がる「みどりの里」など、のどかな景色が広がります。池では野鳥の営巣の様子も楽しめます。パークセン...

 

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