私たちの家族は、経年変わらぬ水族館への親しみを抱いています。その神秘的な魅力に魅了され、私たちはさまざまな場所を訪れ、自然の美しさと海洋生物の独自の生態に引きつけられてきました。
車で旅行する際には、目的地の近くに水族館があれば必ず訪れるようにしています。これまでに訪れた多くの中から、関東地方にある特に印象に残った3つの水族館を紹介します。これらの水族館は何度訪れても飽きることなく、家族のお気に入りの場所です。
さらに、これらの水族館は電車でも比較的アクセスしやすい位置にあり、都市の喧騒から離れて海の世界に浸ることができます。各施設はそれぞれに独自の魅力を持ち、家族で訪れる価値が十分にあります。
それぞれの特徴や見どころを詳しく説明しますので、水族館に行く際の参考にしてみてくださいね。あなた好みの水族館はどこでしょうか。
車で行きたい水族館
関東地方には、駐車場が広くて車でのアクセスが容易な、私のお気に入りの水族館がいくつかあります。これらの水族館は、家族連れや友人との旅行に最適で、海洋生物の豊かな種類と美しい展示で訪れる者を魅了します。以下にそれら3つのお気に入りの水族館を紹介します。
※ なお、このブログでの画像は、各水族館のホームページから引用しています。
八景島シーパラダイス(神奈川):夢と冒険の島
八景島シーパラダイスは、横浜金沢区に位置する複合型レジャー施設です。水族館、遊園地、ホテルが連なり、一日中楽しむことができます。特にエントランス近くの水族館は、70以上の海洋生物の展示で人気を博しています。
特徴
当施設は、内容豊かな水族館として訪問者に非常に興味深い体験を提供します。施設はテーマ別に4つのエリアに分けられ、それぞれに独自の魅力があります。これらのエリアは、海洋生物の生息環境を多角的に理解するのを助けます。
各エリアでは、多種多様な生物が様々な展示方法で紹介されています。当施設は日本最大級で、その規模と多様性により、子供から大人まで全ての年齢層に魅力的な体験を提供します。広大な展示スペースでは一日中楽しむことができ、新たな発見と学びの場となります。
見どころ
アクアミュージアム:700種類、12万点の生きものたちが生活するエリア
ここにはシロイルカやキイロハギなどの珍しい魚がいます。また、特に見どころの一つは、大きな水槽で5万匹のイワシが群れをなすが光景が見られるエリアです。
ドルフィンファンタジー:イルカと共に過ごす幻想的なエリア
ここは自然の光が溢れ、イルカたちが自由に泳ぎ回る様子を様々な視点で観察できる、昼夜で異なる雰囲気を楽しむことができるエリアです。
ふれあいラグーン:肌で感じ、心で触れ合うエリア
「見る」「知る」だけでなく、「触れ合う」「感じる」ことを通じて、人と海の生き物たちとのコミュニティを体感できるエリアです。
うみファーム:海と触れ合いながら、共に成長していくエリア
ここの主要プログラムは「魚釣り」と、海の生物を観察できる「マリンビオトープ」から構成されるエリアです。
この4つのエリア(アクアミュージアム・ドルフィン ファンタジー・ふれあいラグーン・うみファーム)を観覧できるお得なチケットは、下記のとおりです。
夏には花火、秋にはハロウィン、冬にはイルミネーションと、季節ごとのイベントも開催されています。デートや観光に最適な場所です。
アクセスは電車やバスを利用することができ、駐車場も完備しています。
八景島シーパラダイスは、夢と冒険の島です。水族館、遊園地、ショッピングモールなどが一体となっており、家族連れからカップルまで、幅広い世代が楽しめる施設です。都心からもアクセス抜群なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
アクアワールド茨城県大洗水族館:海とイルカのパラダイス
アクアワールド茨城県大洗水族館は、茨城県東茨城郡大洗町に位置しています。これは、太平洋に面した日本でも最大規模の水族館の一つです。関東最大規模の海洋総合ミュージアムとして、サメやマンボウなど、約580種、68,000点の海洋生物に出会うことができます。
特徴
約50種類のサメが200匹以上も飼育されており、これは日本一を誇ります。大迫力のマンボウやエイも含まれており、大水槽で力強く美しい泳ぎを披露しています。さらに、イルカやアシカの魅力的なショーも開催されています。
これらのショーは、動物たちの知識を深め、その魅力を存分に感じることができます。また、ペンギンたちがお食事タイムを楽しむ様子も見られます。これらのイベントは毎日開催されており、訪れるたびに新たな発見や驚きがあります。
見どころ
出会いの海の大水槽:約80種 25,000匹の生き物が悠然と泳ぐ茨城沖合の海を再現
大水槽には約1,800トンの海水が入っており、サメ、エイ、マンボウなど様々な魚たちが自由に泳ぎ回っています。
イルカ・アシカショー:イルカやアシカたちのコミカルなパフォーマンス
イルカ・アシカショーは非常に人気があります。イルカたちのダイナミックな「ハイジャンプ」や「ビーチボールキック」、そしてカリフォルニアアシカの愛嬌あふれるパフォーマンスが見どころです。
もぐもぐタイムが最高:ペンギンなどの食事タイム
かわいらしいペンギン、オットセイ、アザラシたちが餌を食べる様子は見てみる価値があります。これらの生き物がどのように食事を摂り、どのように餌を探すのかを詳しく観察することができます。その動きや行動は、各動物の自然な生態や生活習慣をよく表しています。
悠久の海ゾーン:迫力満点のサメとのんびり屋のマンボウたち
大洗には60種類のサメの種類が存在し、それぞれの特性や生態を学びます。さらに、日本最大規模の専用水槽では、ゆっくり泳ぐマンボウをじっくり観察できます。これらの海洋生物は、美しさや力強さを通じて、私たちに海の大切さを教えてくれます。
この水族館のアクセスと利用料金は以下のとおりです。
アクアワールド茨城県大洗水族館は、海を身近に感じられる水族館ですね。大迫力の展示やイベント、充実した施設で、家族連れからカップルまで幅広い世代が楽しめるスポットです。大洗の海水浴に行かれた際は、一度立ち寄ってみてはいかかでしょうか。
葛西臨海水族園(葛西海浜公園):東京湾の生き物とふれあえる水族館
葛西臨海水族園は、東京都江戸川区にある水族館です。1989年に開園し、東京湾の生き物を中心に、約600種2万匹の生き物を展示しています。地上30.7メートルにある大きなガラスドームが目を引く水族館で、クロマグロやペンギンなど600種を超える世界中の海の生き物たちを見ることができます。
子どもが幼かったころは、比較的近くにあり車で行くのに便利だったので、本当によく出かけた場所ですね。
特徴
東京湾に生息する様々な魚や貝を展示しており、その生態系の多様性と豊かさを示しています。サンゴ礁や海藻林などの海洋生態系を再現した展示では、色鮮やかな魚や他の海洋生物を観察できます。さらに、ペンギンの生態を観察できる専用エリアも設けられています。
大型海洋生物、例えばクロマグロやサメが自由に泳ぎ回る大水槽は特筆すべきです。その規模と生物の多様性から非常に有名で、訪問者の主要な見どころの一つとなっています。
この施設は江戸川区の葛西海浜公園内に位置し、その美しい自然環境は訪問者にとって魅力的な要素です。特に週末や祭日には、家族連れなど多くの人々が訪れます。
見どころ
サンゴ礁の海:鮮やかなサンゴの世界
最初の水槽では、エスカレーターを降りてすぐに、さまざまな形のサンゴや、それを利用して生活している多くの生き物を観察することができます。
大洋の航海者:マグロの回遊エリアはアクアシアター
この大水槽は2,200トンもの水量を誇ります。1階に降りると、目の前にすぐにアカシュモクザメやマイワシの群れ、ウシバナトビエイなどがダイナミックに泳ぐ様子が見られます。また、この水槽の一部をアクアシアターと呼び、クロマグロの迫力ある群泳を観察できます。
世界の海:他では見られない珍しい生き物も展示
様々な生物が世界中から集まっています。太平洋、インド洋、大西洋、深海、北極海、南極海と、生息地は多岐にわたります。生き物たちの姿や生態もさまざまです。水槽の近くには観察ポイントと生息地の解説がありますので、ぜひご覧ください。
※ なお、子どもたちに大人気の国内最大級のペンギン展示エリアがあり、約100羽のペンギンを展示しています。しかし、現在補修工事のため、2024年10月末(予定)まで、「ペンギンの生態」エリアの展示を休止しています。
この水族館は「東京シーライフパーク」とも言われており、アクセスと利用料金は以下のとおりです。
葛西臨海水族園は、東京湾の生き物を中心に、様々な生き物たちを観察できる水族館です。ふれあいコーナーやイベントも充実しているので、家族連れにおすすめですね。
最後に
この記事を読んで、水族館に行きたくなる人もいるでしょう。特に日本では、これから真夏を迎えるため、水族館は暑い夏を快適に過ごす理想的な場所です。
水族館では、さまざまな種類の魚が悠々と泳いでおり、その光景は心を癒します。私たちが普段目にすることのない海の生物、美しい色彩の魚、奇妙な形状の生物など、それぞれが独自の世界を作り出し、私たちをその世界に引き込みます。
子供たちは水族館で新たな発見をし、自然への興味を深めます。水族館は、学びながら楽しむ場所で、テレビやインターネットだけでは得られない、直接見ることの価値を教えてくれます。
これらの生物を観察することで、自然の驚異と生命の尊さを実感します。私たち自身の生き方について考えるきっかけになるといいですね。
水族館は、自然を感じ、学び、リフレッシュする場所です。日常の喧騒から一時的に解放され、心地よい時間を過ごせます。心が豊かになる体験を提供する水族館を、ぜひ訪れてみてください。
【 参考情報 】
都心にあり、電車で行きやすく人気の高いおすすめ水族館を、以下に簡潔に紹介します。
サンシャイン水族館
この屋上に位置する水族館は日本で初めてで、訪れる全ての人々に特別な体験を提供します。「天空のペンギン」と呼ばれる展示は特に注目で、頭上に配置した水槽で生息するペンギンを観察できます。そのユニークな設計が最大の見どころとなっています。
マクセル アクアパーク品川
わずか2分の徒歩で品川駅からアクセスできる都市型の水族館は見逃せません。ここでは、天窓から差し込む光の下で行われる昼と夜のドルフィンパフォーマンスがあります。ゲストは手拍子や振りで参加し、一緒に楽しむことができます。さらに、カワウソやペンギンのパフォーマンスも楽しむことができます。
すみだ水族館
東京スカイツリータウンに位置するこの素晴らしい水族館では、ペンギン、チンアナゴ、クラゲなどの魅力的な海洋生物を観察できます。特に、ペンギンの可愛らしい動き、チンアナゴのユニークな形、クラゲの幻想的な舞いを間近で見ることが可能です。