前回と前々回では、つくばエクスプレス沿線付近にある千葉県流山市の「流山おおたかの森」と「 ALFALINK流山」を紹介しました。
次に、第2弾として、特に注目すべき地域である茨城県の「守谷市」をピックアップし、その魅力を探ります。茨城県守谷市の「守谷駅」はつくばエクスプレスの千葉から茨城に移る最初の駅です。守谷市は、北関東に位置しながら都内まで電車で30分、土地価格が手頃で、庭付き一戸建ても現実的です。さらに、大型ホームセンター「ジョイフル本田」や「イオンタウン」などの大型ショッピングセンターも進出しています。
私は守谷が大好きで、よく車で訪れます。常磐自動車道の守谷SAでのスターバックスのコーヒーや、そば処蕎山での筑波せいろ、ジョイフル本田の園芸コーナーは特にお気に入りです。守谷には他にも有名な訪問地がたくさんありますが、最初に推奨したいスポットは「アサヒビール茨城工場 スーパードライミュージアム」です。今回は、この施設近くの私が美味しいと感じた店も紹介します。これを参考にして、守谷を楽しんでみてください。
アサヒビール茨城工場 スーパードライミュージアム
アサヒビール茨城工場にあるスーパードライミュージアムは、スーパードライブランドの世界観を五感で体験できる魅力的なミュージアムです。この斬新なミュージアムでは、スーパードライの製品開発から生産、そして消費者への提供までの工程を見学することができます。品質向上や鮮度向上に向けた工場の取り組み、そしてスーパードライの歴史とその進化を詳細に紹介しています。
さらに、「革新的・都会的・明日への活力」というスーパードライのブランド特性を、楽しみながら五感で体験し、理解することができます。ビール愛好家であれば、このミュージアムはまさに必見のスポットです。
特 徴
工場見学には事前予約が必要で、ツアー参加費は20歳以上が1,000円、小学生以上は300円となっています。この施設は以前は無料で見学できましたが、施設のリニューアルに伴い、2023年1月からは有料になりました。また、VRシアターやプロジェクションマッピングなど、最新技術を活用した展示があります。
私たちの家族は子供が小学生の頃に何度か利用し、楽しい思い出がたくさんあります。有料化以降はまだ訪れていませんが、施設がリニューアルされたこともあり、再度訪れてみたいと思っています。
見学の最後には、スーパードライやアサヒスーパードライ生ジョッキ缶などの試飲ができ、スーパードライミュージアム限定のグッズを購入できるショップも設けられています。
見どころ
スーパードライ シアター: 全長17メートルの大型スクリーンで、スーパードライの誕生から消費者が楽しむ飲用シーンまでのストーリーを上映しています。
スーパードライ ゴーライド: ビールを缶に詰める工程をイメージした空間で、製造の速度や迫力が感じられる映像を4面のスクリーンに投影することで、まるで自らがビールの缶に乗ったかのような臨場感ある体験が楽しめます。
スーパードライホール: 見学ツアーの最後には工場できたてのスーパードライの試飲もでき、ビールの泡に画像を描く泡プリンターやビール注ぎなどの体験も楽しめます。スーパードライファンやビール好きの方にはぜひおすすめのスポットです!
もちろん、車でお越しの方には、ノンアルコールビールも用意してあります。ノンアルコールでも美味しいですよ。
※ 現在開催されている特別展(ここでしか見られないアート作品展)
おすすめの食事処
茨城県守谷市は美味しいお蕎麦で知られていますが、それ以外にも素晴らしいお店がたくさんあります。ここでは、私の家族が訪れて印象に残ったお店を紹介します。
トンカツならとんQ 守谷ふれあい店人気NO1
茨城県は、特に「とんQ」という名で知られるとんかつが有名な地域です。私自身も、その茨城県にある「とんQ」の店舗を3カ所訪れたことがあります。それぞれの店舗には、独自のメニューがあり、どこも大変な人気を博しています。その中でも、ここ守谷ふれあい店は、地元の人々に愛されている名店です。開店時間は11時となっていますが、開店直後からすぐに満席になり、待ち時間が長くなることが一般的です。これは、「やまと豚」を使用したとんかつの人気や、店舗の雰囲気、サービスの質の高さを物語っています。
私たちの家族は、とんかつが好きで、時々食べに行きます。茨城県でとんかつを食べる際は、必ず「とんQ」に行くことにしていますね。
フレンチならUZAWA アットホームな守谷のフレンチレストラン
谷和原ICから車で約10分ほど走った県道46号に、フランスの国旗がはためくレストラン「UZAWA」があります。モノトーンの建物は現代的でスタイリッシュな外観が特徴で、その存在感は駐車場からでも一目瞭然です。建物の内部に入ると、その内装も同様に洗練されており、非常に素晴らしい雰囲気を醸し出しています。
ランチメニューは、料理長のこだわりが詰まった3種類のコースから選べます。最も手頃なAコースは1980円で、オードブル、スープ、魚または肉のメイン、デザートとパン/コーヒーが付いています。少し豪華なBコースは2980円、そして最上級のCコースは3900円で、これはシェフお任せの特別メニューになっています。私たちはAコースを頼みましたが、どのコースもとても美味しそうでした。次回は、ディナーに行けたらと思っています。
「UZAWA」は、料理だけでなくその雰囲気も楽しめるレストランで、特別な日のランチやディナー、大切な人との食事にぴったりの場所ですね。
ソーセージならハンス・ホールベック 自家製ドイツのソーセージランチ
このお店はジョイフル本田守谷店のすぐ近くにあり、ソーセージやハムが特に有名です。子供が帰省するときなどに利用します。普段は加工肉をあまり食べないのですが、子供がここのソーセージが好きなので、その時だけは利用します。
店内に入ると、お肉屋さんのショーケースのような雰囲気が広がっています。焼きたてのソーセージなどが量り売りで購入可能です。その奥にはレストランがあります。自家製ソーセージは、これまで食べた中で最高級の味と言えるほど、お肉の風味が豊かです。また、量もたっぷりあります。ソーセージやベーコン、ポテトなど、本場ドイツの味を堪能できます。
ここで紹介した3つの店舗は、比較的近くに位置しています。「ジョイフル本田」や「イオンタウン」へお出掛けの際は、ぜひ訪れてみてください。その味は保証します。
この他にも、以前紹介した「そば処 蕎山」や「ジョイフル本田守谷店」は、必ず訪れるお気に入りの場所のひとつとなっていますね。
最後に
茨城県守谷市は、前回紹介した千葉県流山市と同様に、つくばエクスプレス(TX)の開通により急速に発展し、人口も増加しました。現在、守谷市は秋葉原駅までTXで最短32分と、首都圏への通勤や通学に便利な環境です。また、常磐自動車道の三郷料金所から谷和原ICまで約15分でアクセス可能です。
さらに、守谷市では子育てに力を注いでおり、子育て講座、イベント、親子の交流の場所を毎日様々な場所で開催しています。「流山おおたかの森」と同じく、子どもが多い街で、若い世代が安心して子育てできる環境が整っています。
都心に比べて土地価格が安いため、都心から移住する人々も多く、永住に適した環境が整っています。特に魅力的なのは、今回紹介したアサヒビール茨城工場の他に、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、明治なるほどファクトリー守谷など、多くの観光スポットが点在していることです。
次回以降、これらの施設についても詳しく紹介しますので、お楽しみに。