資金運用(金融資産活用編)

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シニア世代になると、資金運用の優劣がはっきりしてきます。しかし、まだ50代や60代の場合、資金運用の方法次第で資産を大きく伸ばす要素が残されています。実際、私はバブル期を除いて、50代から60代にかけて資産を大きく伸ばすことができました。

70代以降は、自身の健康状態を考慮しながら、金融資産を計画的に活用する方法を検討すべきだと考えています。お金は生きている間に有効に活用することが重要です。もちろん、お金の使い方については、年齢や状況に応じて柔軟に考えることも大切です。

今回は、私の実体験を通じて、皆さんも金融資産を活かしながら、豊かな人生を送るためのヒントを見つけていただければ幸いです。

人生100年時代への備え

長期運用などの確実な方法で資金運用を実践してきたシニア世代であれば、ある程度の金融資産を確保できているはずです。

まずは、長寿社会においては、安心して暮らせる老後の生活費を準備することが重要です。医療・介護費のほか、家のリフォームの出費や急に必要となる葬祭費などの出費にも備えることが大切です。老後の生活を快適に過ごすためには、財政状況に余裕を持つことが必要であり、しっかりと準備することが求められます。

また、人生には予測不可能な出来事も起こり得ますので、万が一のためにも必要なリザーブを持っておくことが賢明です。

私は、両親を介護する中でお金の重要性を実感し、自身の資金運用に真剣に取り組んだ結果、ある程度の金融資産を作ることができました。

老後の夢の実現

シニア世代の70歳以降は、人生を謳歌するための貴重な時期でもあります。この時期には、老後の夢を実現するために、さまざまな可能性が広がっています。例えば、世界中を旅行することや新たな趣味に挑戦することなど、自分がやりたいことにお金を使うことができます。

また、自分の体力や経済状況に合わせて、無理のない範囲で計画を立てることが重要です。老後を充実させるためには、さまざまな方法があります。例えば、健康維持のために適度な運動を取り入れることや、交流を深めるために地域の活動に参加することも考えられます。

さらに、自己成長のために新しいスキルや知識を学ぶことも有益です。老後を迎える前に、自分が本当にやりたいことや達成したい目標を明確にしましょう。これらのポイントを考慮しながら、充実した老後を迎えるため、生きたお金を使うための資金計画を立てることが大切です。

私の場合は、シニア世代からは大きな転換を図りました。仕事をやめ、資格の取得や、大学、大学院での学び直しを行いました。特に、若者と過ごす時間がとても貴重な時間となりました。これからは、好きな旅行の他に、新たな企業への社会投資などを行っていきたいと考えています。

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相続対策の検討

70代以降になると、相続対策も重要な課題となります。金融資産をどのように相続させるか、事前に検討しておくことが必要です。

具体的な相続対策としては、遺言書の作成や信託の設定が挙げられます。遺言書を作成することによって、自分の意思を明確に伝えることができ、相続時のトラブルを防ぐことができます。また、信託を設定することによって、相続財産を管理し、将来の世代に継承することができます。

金融資産を大きく増やした場合なども、信託銀行への信託もお勧めですよ。

さらに、相続税の軽減策も検討する必要があります。相続税の軽減策としては、贈与や生前贈与などの方法があります。これらの方法を活用することで、相続税の負担を軽減することができます。

相続対策は一度きりのものではなく、将来の変化に応じて見直す必要があります。定期的に相続対策を見直し、最新の情報に基づいて検討することが大切です。経済や法律の変化に合わせて、相続対策を適切に行いましょう。

社会貢献活動への参加

老後は社会から離れることが多いですが、社会貢献活動に参加することで、自分の経験やスキルを活かして社会に貢献することができます。ボランティアや寄付、社会的投資などにお金を使って、社会の課題解決に貢献することもできます

  • 社会的投資:社会的な課題を解決するために、非営利団体や社会的企業などに資金を提供することです。寄付と違って、運用収益や元本の返還を期待できる場合があります。
  • ESG投資:環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点から、企業の社会的責任や持続可能性を評価して投資することです。ESG投資は、社会的な価値と経済的な価値の両方を追求することができます。
  • 地域活性化:地方の産業やコミュニティに資金を提供して、地域の活力や魅力を高めることです。地域活性化には、地方創生ファンドやふるさと納税などがあります 。

最近は、特に企業の理念やビジョンを重要視して、社会的活動やESGの取り組み活動を評価しつつ、投資を行ってきています。妻は、税金対策も含め地域活性化につながる「ふるさと納税」を積極的に行っています。

最後に

シニア世代の資金運用方法について、このブログでは様々な方法を紹介してきました。今回は、増えた資産の有効活用をすることに焦点を当てました。

70代以降は、自身の健康状態を考慮しながら金融資産を計画的に活用することが重要です。老後の生活費や予測不可能な出来事に備えるために、長期的な投資やリスク管理を行うことで、老後の安心した生活を実現できます。

高齢になればなるほど、年金が中心の生活になりますよね。少しでも安定した生活が送れるよう高配当株などで副収入を増やすことも忘れないでね。

また、老後の夢の実現や社会貢献活動にも資金を活用することをおすすめします。例えば、海外旅行や社会活動のために余裕資金を使うことで、より豊かで充実した老後を過ごすことができるでしょう。さらに、遺産を有効活用するための相続対策や、社会貢献活動への資金提供も重要です。

シニア世代の資金運用の有効活用は、将来の生活の安定や夢の実現、社会への貢献につながります。資金運用だけでなく、その活用方法も重要なテーマですので、忘れずに考えましょう。

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