庭づくり(盆栽編)

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盆栽とは、小型の鉢に植えられた樹木を、一部を除き剪定や曲げ加工などの手入れによって、小さな自然を再現したものです。盆栽の歴史は古く、中国で生まれ、日本に伝わりました。日本では、江戸時代に盆栽が盛んになり、現在では世界中で愛好されています。

わが家の盆栽には、松や桜、モミジ、サボテンなどがあります。松は、繁栄や長寿を象徴する木として、盆栽によく用いられます。この盆栽は、父の代から引き継がれたものでしたが、松にはあまり興味がわかなかったため、そのうち何点かを残すことにしました。しかし、素人では剪定が難しく興味がないせいか手入れが疎かになり、今では盆栽としてはとても残念な状況です。

一方、興味深い桜は、日本の国花であり、美しい花を咲かせる木として、管理しやすい盆栽にもよく使われます。モミジは、鮮やかな紅葉を見せる木として、盆栽に適しています。また、サボテンや多肉植物は、独特の形状や色彩、生命力の強さなどから、盆栽として人気があります。

盆栽は、植物を育てることで、自然を身近に感じることができる趣味の一つです。手入れや管理によって、樹木を小さな自然に仕立てる楽しみがあります。

今回は、松を除いたわが家の盆栽について記事にしたいと考えています。

桜盆栽

この盆栽は、最近始めた盆栽になります。桜の木を小さく仕立てたもので、 春になると、鮮やかな花を咲かせます。桜盆栽には、さまざまな種類がありますが、わか家では、八重桜と御殿場桜を盆栽に仕立てています。

  • 八重桜:花びらが多く、ふわふわとした感じの花を咲かせます。花の色は、白やピンク、赤などさまざまです。 花びらは10枚以上あります。
  • 御殿場桜:深いピンク色の花を咲かせます。花びらは5枚で、花弁が重なり合っています。御殿場桜は、寒さに強く、冬に咲くことがあります。そのため、冬桜とも呼ばれています。

桜盆栽の維持管理ついては、以下のような行っています。

  • 水やりをする:桜盆栽は、土が乾いたら水やりをします。 水やりの回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は1日2回、冬は2~3日に1回程度です。水やりをするときは、鉢全体に水が行き渡るようにします。
  • 日当たりと風通しの良い場所に置く:桜盆栽は、日当たりと風通しの良い場所に置きます。日当たりが良いと花が豊富に咲きますし、風通しが良いと病気や害虫に強くなります。
  • 剪定を行う:桜盆栽は、花後に剪定を行います。 ある程度伸びてきたら、枝ぶりや花付きを良くするために行います。剪定を行う時期は、4月~5月頃が中心となります。

きれいな花をつけるのは結構むずかしいなー

モミジ盆栽

この盆栽は、新たな挑戦としてコケ玉で行っています。コケを使って球状に仕立てたものです。コケ玉盆栽は、さまざまな植物を組み合わせることができます。今回は、椛盆栽を紹介します。

コケ玉盆栽の作り方は、以下のとおりです。

  • コケ玉の土台を作り: コケ玉の土台となる球状の土を作ります。土は、ホームセンター等で売られているケト土がおすすめです。土を水で湿らせてから、手で丸めて球状にします。球の大きさは、好みによって変えられますが、一般的には直径10cm程度です。
  • モミジを植える:球状の土にモミジを植えます。モミジを植えるときは、球状の土に穴を開けてから、根を入れて固定します。
  • コケを巻く:植物を植えた球状の土にコケを巻きます。コケは、市販のものや自然から採取したものが使えます。コケを巻くときは、水で湿らせてから、球状の土にぴったりと密着させましょう。
  • 糸で固定する:コケを巻いた球状の土に糸で固定します。糸は、麻糸やナイロン糸などがおすすめです。糸で固定することで、コケがずれたり落ちたりするのを防ぎます。

なお、維持管理は比較的簡単で、夏場は2、3日おきに数時間程度水にひたすだけです。冬場は、1週間に1回程度でOKです。

糸で固定するのがちょっとむずかしいですよ。

多肉植物・サボテン盆栽

多肉植物やサボテンは、魅力的で多種多様な種類があります。これらの植物は、環境に合わせた適切な管理が行われる限り、非常に簡単に育てられます。そのため、初心者でも手軽に育てることができます。

これらの植物は、身近なホームセンターなどで販売されています。もし本格的に始めたい場合は、初心者向けにわかりやすく整理されたジョイフル本田守谷店と、日本で最も多くの種類を扱う専門店のグランカクタスがおすすめです。私もこれらのお店で購入しています。

この記事では、私がガレージの中で育てている多肉植物とサボテンの盆栽について紹介します。これらの植物は、見た目が美しく、さまざまな形状や大きさがあり、とても興味深いです。

アガベ盆栽(多肉植物)

アガベは、北アメリカ、メキシコ、南アメリカに自生する多肉植物です。葉は剣状で、葉の先端にトゲがあります。花はまれに大きな花房に咲きます。アガベは乾燥に強く、丈夫な植物で、ガーデニングや盆栽によく用いられます。

アガベには様々な種類があります。私が育てているアガベ・アメリカーナが最もよく知られている種類です。アガベ・アメリカーナは葉が長く、トゲが鋭い種類です。また、アガベ・キウィは葉が短く、トゲが丸い種類です。

アガベは、日当たりと風通しの良い場所で育てます。水やりは、土が乾いたらたっぷり与えます。冬には、寒さで枯れる可能性があるため室内に取り込みましょう。

ただし、リュウゼツラン属のアガベは毒性があり、トゲが鋭いアガベも多いので、小さなお子様やペットのいる家庭では注意が必要です。

鋭いトゲに注意してね!

サボテン盆栽

私のお気に入りがケレウス属の柱サボテンで、和名を白雲獅子といいます。形が気に入り購入しました。サボテンもアガベと同様に北アメリカ、メキシコ、南アメリカに自生します。

柱サボテンにも様々な種類がありますが、大きく分けて鬼面角とケレウス属に分かれており、形や種類によって和名がつけられている場合が多いです。形も似ているサボテンが多く、和名も混同しがちで、花をつける種類もたくさんあります。

サボテンも、アガベと同様に、日当たりと風通しの良い場所を好みます。水やりは、冬にはほとんど必要がなく、夏の間は土が乾いたらたっぷり与えますが、やりすぎには注意が必要です。寒さに弱いので、冬の間は室内に取り込みましょう。

ただし、サボテンにも毒性のあるものやトゲの鋭いものがありますので、小さなお子様やペットのいる家庭では注意が必要です。

とにかく育てやすいのがサボテンの特徴です。

最後に

盆栽は、小さな自然を表現する趣味であり、日本だけでなく世界中で愛されています。盆栽には多くの種類があり、それぞれに特徴があります。盆栽の育て方は、種類によって異なりますが、基本的には適切な場所で、適切な水やりや肥料を与え、定期的な手入れを行うことが重要です。

今回紹介した桜盆栽は、日本の国花である桜を小さく仕立てたもので、春には美しい花を咲かせます。八重桜やソメイヨシノなど、さまざまな種類があります。モミジ盆栽は、今回はコケ玉を使って球状に仕立てたものを紹介しました。コケ玉盆栽は、手入れが簡単で、初心者でも簡単に育てることができます。多肉植物やサボテン盆栽も簡単に育てることができ、初心者でも手軽に始めることができます。ただし、種類によっては毒性があるため、小さなお子様やペットのいる家庭では注意が必要です。

盆栽には、育てる楽しみがたくさんあります。室内で気軽に始めることができ、自然を身近に感じながら、小さな自然を表現することで、心を癒すことができます。

皆さんも興味を持ちましたら、とても簡単ですのですぐ始めましょう!!

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