私は健康維持のために毎年一定の健康診断を受けています。これには血液検査やがん検診も含まれ、健康状態を把握し、早期発見・早期治療を可能にするためには重要です。以前は、中性脂肪や悪玉コレステロール値が高い傾向がありましたが、現時点では、これらの検査で異常な結果は示されていません。
しかし、いつも健康というわけではなく、私は片頭痛を持っていることに加え、肩こりや腰痛にも悩まされることがあります。これらは日々の生活を送る上での小さな障害ですが、適切な対処を行うことで症状を和らげることができます。
さらに、私はアレルギー体質であり、特にスギ花粉症には毎年苦しめられます。しかし、治療薬の効果もあり、症状は以前に比べてかなり軽くなってきています。これは、治療薬を早めに使用するなど、薬の効果が最大限得られやすくなるような工夫をしているためです。
私はこれまで、特にシニア世代を中心に、健康に関する様々な情報を提供してきました。今回は、私自身が健康生活を維持し、健康問題に対処するために心掛けている予防策や対応策について紹介します。
これらが少しでもシニア世代の方々の参考になり、更なる健康維持の一助となれば幸いです。
日常生活における対策
今年の2月から3月にかけて家のリフォームを行い、4月初めに完成しました。この機会に、健康的な住まいを目指して以下の改善を実施しました。
室内の段差解消
老後生活を考慮し、バリアフリー化を進めました。各部屋の段差をなるべくフラットにしました。これにより、ロボット掃除機の掃除可能範囲が広がり、ほとんど全てをカバーできるようになり、掃除時間が短縮されました。私たちはアレルギー対策の一環として掃除を行っていましたが、なかなか時間がなく、思うように手がけることができませんでした。
現在では、ロボット掃除機が2日に1回、1部屋ずつ掃除を行い、ロボット掃除機が届かない箇所はスティック型の充電式コードレス掃除機で掃除をしています。リフォーム後の床はきれいですが、この状態を可能な限り維持するため、定期的に掃除を続けるつもりです。
年齢と共に筋力が衰え、つまずきやすくなることは避けられません。自宅でのけがの原因として、階段や段差などが多いとされています。これらの段差を解消することは、健康的な生活を続けるための重要な要素となりますね。
断捨離のすすめ
長い間同じ場所で暮らすと、物が増えがちです。今回のリフォームを機に、大量の断捨離を行いました。古い本、家具、家電などは積極的に手放しました。
リフォーム後は、最低限必要な家電と家具のみ新しく購入しました。また、他の用途にも活用できるよう、部屋の中の家具を減らす工夫をしました。本や家電などはリサイクルを活用し、その他の不要なものはゴミとして処分しました。
物を整理することは、健康生活に役立ちます。特に、チリやダニなどはアレルギーの原因になるため、断捨離の効果を実感しますね。
こうした断捨離を行った結果、かなり室内のものが少なくなり、掃除しやすく清潔な環境が出来上がりました。
断熱化の促進
家の断熱化を進めるため、新たに二重窓を設置し、断熱材を活用しました。二重窓とは、既存の窓に新しい窓を追加するリフォーム方法です。これにより断熱効果と結露防止が得られるだけでなく、防音・遮熱・防犯機能の向上と電気代節約も期待できます。
さらに、天井、壁、床に断熱材を使用することで、二重窓の効果を強化しました。断熱材の利用で冬の暖房効果と夏の冷房効果が向上し、1年を通じてより快適な室温を維持できます。これによりエネルギー消費も抑えることも可能となります。また、二重窓などの断熱化には補助金が出ますので、必ず利用しましょう。
これらの改善により、リフォームの住まいはより効率的で快適な環境になりましたね。今後も生活の質を向上させるため、さまざまな改善を続けていきたいと考えています。
食事・運動・睡眠による対策
食事や運動、睡眠などについては、今までのブログ記事で幾度となく紹介してきました。この記事では、最近力を入れているこの3つの対策について紹介します。
食事について
基本的には、朝、昼、夜の3食を摂っています。週に1回ほどは、朝食を抜いたファスティングも行っています。最近では、食事時に意識的に噛む回数を増やすようにしていますが、早食いの癖を直すのは難しいです。また、白米の代わりに雑穀米を多く摂取し、果物も以前より多く食べています。さらに、筋肉の材料となるたんぱく質を多く摂るように努めています。
運動について
基本的に、日々の運動はウォーキングが中心です。最近では、8,000歩から9,000歩を目標に設定し、インターバル歩行を取り入れています。通常のウォーキングに加えて、早歩きや大きな歩幅で一定時間を歩くなどの工夫をしています。筋トレも実施しており、スクワットを中心に、フロント・バックランジなどを行っています。ストレッチは、お風呂上りに行うことを心掛けています。
睡眠について
基本的に、就寝と起床の時間を一定にしています。就寝時間は午後11時半過ぎ、起床時間は午前7時前です。最近、寝つきに問題は少ないものの、中途覚醒後に再び寝付けない日が少々あります。そのようなときは、主治医から処方されたオレキシン系睡眠薬「ベムソムラ」を服用することもあります。しかし、睡眠の質は必ずしも良くなく、日中に眠くなることがしばしばあります。そのため、睡眠の改善が現在の目標となっています。
サプリによる対策
以前は、健康維持のためにさまざまなサプリメントを試していました。健康に良さそうなもの、注目されているもの、新しいもの等、色々と試してみた時期もありました。しかし最近では、その中で特に自分にとって有効と感じたサプリメントだけをセレクトして、継続的に摂取しています。現在、私のサプリメントの主軸は、ビタミンB群と5-ALA、そして亜鉛です。
サプリメントの効果については、医薬品や治療薬に比べて実感しにくい面も確かにあります。しかし、それでも日々の体調維持や健康状態の改善、生活の質の向上にそれなりの効果は感じられています。
今後とも、自分の体調や健康状態にフィットすると感じたサプリメント、特に効果が感じられるものは、継続して摂取していく予定です。自分の健康は自分で守る、そのための一助としてサプリメントは大切な存在となっています。
最後に
シニア世代が最も大切にすべきものは、まず第一に健康であることだと考える人が増えてくると思われます。しかし、これはあくまで一般的な観点であり、個々の人によって重視する点は異なるでしょう。健康が最も大切だと感じる人もいれば、人間関係や趣味、金融資産を大切にする人もいます。
私自身、健康で長生きすることが何よりも大切であると感じています。年を重ねると、健康の維持や日々の生活のためのお金の大切さが一層実感できます。しかし、年金が主な収入となる年齢になると、現在のインフレの影響で家計に大きな負担がかかる可能性が高まります。
そのため、自分自身や家族の健康を維持し、生活を守るためには、日々の健康づくりや適切な資産運用が重要です。健康管理、運動、バランスの良い食事、十分な睡眠は、健康づくりの一部です。一方、収入、貯蓄、投資などを通じての適切な資産運用も重要です。
これら日々の積み重ねが「人生100年時代」を豊かで健康的に過ごすための鍵となります。毎日の小さな選択と努力が、長期的な健康と生活の質を高める指針となります。