健康生活ガイド(運動編)

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日本ではコロナの終息とともに、健康意識が高まってきており、健康食品、健康薬品、健康器具などのフィットネス産業が再び注目を浴びています。今回は、特に運動に焦点を当て、シニア世代に合った運動について考えてみます。

まずはじめに、運動を始める前には、医師に相談することが大切です。高齢者や基礎疾患を持っている場合は、運動が健康に与える影響が異なる可能性があるため、医師からの許可を得ることが重要です。運動を始める際には、適切なウェアやシューズを用意し、怪我や事故を防ぐために注意を払うことも大切です。また、運動前には十分なウォーミングアップを行うことで、筋肉や関節を準備し、怪我のリスクを低減することができます。

運動習慣を身につけることは、健康的な生活を送るために欠かせない要素ですが、継続することが大切です。継続するためには、自分に合った運動方法を見つけ、楽しく取り組むことが重要です。また、運動を習慣化するためには、毎日少しずつ取り組むことが大切です。最初は短時間でも構いません。徐々に時間を延ばし、運動習慣を身につけることが目標となります。

ここからは、私がシニア時代から実践してきた運動について紹介します。両親の介護もあって、50代以降は運動していない時期がありましたが、ウォーキングだけはほとんど毎日続けることができました。

公務員時代

この時代は、テニスが中心のスポーツであり、30代以降はゴルフを中心とした生活を楽しんでいました。しかし、40代半ば以降は親の介護の負担が増え、体力的にも大変だったため、下車駅の手前で降りてウォーキングをするようになりました。毎日のウォーキングで平均歩数は1.5〜2万歩程度で、健康的な生活を送ることができました。

ウォーキングは、簡単に始められる運動であり、年齢や体力に関係なく誰でも取り組めるため、シニア世代におすすめです。また、運動不足解消だけでなく、ストレス解消にも効果があるため、心身の健康を維持するためにも取り入れてみることをおすすめします。

学生時代

この時代は、父親が介護施設に入所したことで、家族の介護の負担が軽減されました。このため、ウォーキングとともにスポーツクラブに通い、筋トレやストレッチに力を入れるようになりました。最初に通ったジムは、開業医が副業として経営しているメディカルフィットネスクラブでした。ここでは、ストレッチを中心とした指導に加え、個人の能力に応じた運動機器を活用した筋トレなどの指導を行っていました。

 

このジムでのトレーニングは、身体の健康だけでなく、精神的な健康にも良い影響を与えました。トレーニングをすることでストレス解消にもつながり、日々の生活に活力を与えてくれました。また、ジムでのトレーニングは、健康に関する知識も深めることができました。医師が経営するジムであったため、健康に関する幅広い情報を提供してくれました。

この貴重な体験が、大学院での修士論文「日本における健康寿命に関する調査研究」の成果に繋がっています。指導や知識だけでなく、自身の体験を踏まえた調査研究は、より深い洞察を提供できるものとなりました。

卒業以降の時代

私は20年以上もにわたって、両親の介護を続けてきました。父親は2016年11月に、母親は2018年10月に亡くなりました。両親とも95歳前後で比較的長寿でしたが、介護期間中にはとてもつらい時期もありました。ただ、自分が健康であることが両親を支えることになると考え、できるだけウォーキングを続けるようにしていました。

両親が亡くなった後は、夫婦で新たなスポーツクラブに通い始めました。ここでは、私が以前から実践してきたストレッチの後に、筋トレ、バイク、ランキングマシンなどで週3回、90分程度汗を流すことができました。運動は私たちにとって、身体的な健康状態を維持するための重要な要素であり、また精神的な健康を維持するためにも必要不可欠なものでした。

ところが、2020年のコロナ流行に伴い、私たちは5月末日でクラブを退会することにしました。それ以降、私たちは自宅で簡単なストレッチやスクワットなどの筋トレに加え、ウォーキングを続けています。私たちのようなシニア世代にとって、健康状態を維持するためには運動が大切ですが、コロナ流行によって運動の環境が制限されることがあるため、できる限り自宅での運動を継続するように努めています。

健康状況については、健康管理アプリや体重体組成計で次のようなチェックをしています。

年代 体重 体脂肪率 BMI値 血圧(上/下) 一日歩数
現在 61~62  16~19 22~24程度  上(110~130)  下(65~80)      8,000
5年前 63~64  22~23  同上  血圧高めにつき薬服用    10,000
10年前 65~66  23~24  同上  同   上    12,000
20年前 66~67  24~25  同上  同   上    15,000

※ なお、65歳以上のウォーキングの適正歩数は、最新研究データによると、一日当たり7,8千歩程度で20分程度の早歩きが有効であるとされています。

健康長寿ネット:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka-yobou/haya-aruki.html

最後に

適度な運動を習慣化することは、健康的な生活を送るために重要な要素の1つです。運動には、肉体的な健康に加えて、心理的な健康にも多くの利益があります。運動によって、ストレスや不安を軽減し、気分を改善することができます。また、運動は脳の機能を改善し、認知症やアルツハイマー病のリスクを低減することが示されています。

運動習慣を身につけるためには、具体的な目標を設定し、毎日少しずつ取り組むことが重要です。例えば、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を週に3回行うことが目標となるかもしれません。また、筋トレやヨガなどの筋力トレーニングも、健康的な身体を維持するために重要です。運動習慣を身につけるためには、楽しく続けることが大切です。友人や家族と一緒に運動することで、モチベーションを高めることができます。また、自分に合った運動を見つけることも重要です。

私たちは、これからも健康を維持し、年齢を重ねても元気でいるために、自宅でできる運動を継続していきたいと考えています。

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