健康生活ガイド(ポジティブ思考編)

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シニア世代では、50代、60代からは親の介護や看取り、退職など身の回りの環境が大きく変わる世代です。その中でも、70歳を過ぎるとうつ症状が増加し、70歳前半では認知症よりもうつにかかる人の方が多いと言われています。うつになる人の傾向としては、ネガティブな考え方や感情に囚われる傾向があります。特に、環境の変化に伴う心配事や悲しみ、ストレスなどの心理的な負担も、その要因の一つとされています。

そのため、今回はポジティブ思考について考えてみましょう。ここで言うポジティブ思考とは、ネガティブな考え方や感情に囚われず、前向きかつ肯定的な思考を持つことを指します。

本記事では、シニア世代のポジティブ思考がもたらす「効果と実践方法」について考察してみたいと思います。

ポジティブ思考の効果

シニア世代がポジティブ思考を実践することで、具体的には以下のような3つの効果が期待できると考えています。

  • 心身の健康への影響:ポジティブ思考は、心身の健康に非常に良い影響を与えます。ポジティブ思考は、日常生活においてストレスを軽減するだけでなく、免疫力を向上させる効果もあると言われています。さらに、ポジティブな思考を持つことで、心の安定や幸福感を感じることができ、日々の生活をより充実させることができます。ポジティブ思考は、私たちの日常生活において欠かせない要素であり、心身の健康を促進するために積極的に取り組むべきです。
  • 社会的な関係性への影響:ポジティブ思考は、社会的な関係性にも良い影響を与えます。ポジティブな思考を持つことで、人々とのコミュニケーションが円滑になり、良好な人間関係を築くことができます。また、ポジティブな思考は他者にも良い影響を与えることがあり、周囲の人々とのつながりを深めることができます。さらに、ポジティブ思考は自己表現、ストレス軽減、創造性向上にも効果的で、社会的な関係性だけでなく、日常生活全体にも良い影響をもたらします。
  • 新たなチャレンジへの意欲:ポジティブ思考は、新たな挑戦に取り組む意欲を高めます。シニア世代の人々は、経験や知識を持っていることが多く、その経験を活かして新たなことに挑戦することができます。さらに、ポジティブな思考を持つことで、自信を持って新たなことに取り組むことができ、充実感や達成感を得ることができます。例えば、新しい趣味やスポーツに挑戦することで、心身の活性化を図ることができます。また、新たな学習やボランティア活動などに参加することで、社会貢献をする機会を得ることもできるでしょう。

ポジティブ思考は、シニア世代の人々にとって、より豊かで充実した人生を生きるための重要な要素となりますね。私は、どちらかといえばネガティブ思考でした。しかし、親の介護をする中で、新たに大学や、大学院、国家試験への挑戦など、ポジティブ思考に変えてからは、自分の人生が開けたような気がします。

ポジティブ思考の実践方法

  • 自己肯定感を高めるために自分を褒めること自分の良いところを見つけて、自分を褒める習慣を身につけることは非常に重要です。自己肯定感が高まると、自信を持って自分自身を表現することができるようになります。さらに、ポジティブな思考がしやすくなり、日常の悩みやストレスにも対処しやすくなります。自己肯定感を高めるためには、自分の成功や成果を積極的に認識し、自分自身に対して感謝の気持ちを持つことが大切です。他人からの肯定や褒め言葉を受け入れることも効果的です。自己肯定感を高める習慣を身につけることで、自己成長や幸福感の向上につながります。
  • 笑顔と感謝の気持ちを持ち続けること:周りの出来事に感謝の気持ちを持ちましょう。感謝の気持ちを持つことで、良い面に目を向けることができます。例えば、人々にお礼を言ったり、手紙やメールで感謝の気持ちを伝えたり、贈り物やサプライズを用意したりすることがあります。これらの行動は、相手に喜びや感動を与えるだけでなく、自分自身の心も豊かにする助けになります。「笑顔と感謝の気持ち」を持つことは、自己成長や幸福感を促進するための重要な要素です。

    日常の中で「笑顔と感謝の気持ち」を忘れずに持ち続けることで、より豊かな人生を送ることができますよね。

  • 楽しみを見つけること:自分の好きなことや興味のあることに取り組んで、楽しみを見つけましょう。例えば、趣味を見つけたり、新しいアクティビティに挑戦したりすることで、より多くの楽しみを見つけることができます。楽しみを持つことで、心が明るくなり、毎日の生活に活力を与えることができます。また、充実感を得ることもでき、やりがいを感じることができます。ポジティブな思考は、自信を持ち、新たなチャレンジに積極的に取り組むことができます。

最後に

シニア世代は、自身の健康問題に加えて、親の介護や葬儀、相続など、避けられないさまざまな問題に直面します。さらに、退職に伴う喪失感や将来の金銭問題などの環境変化に適応できない人も増えています。

このような状況下で、ポジティブ思考はシニア世代の人々に多くのメリットをもたらします。ストレスの軽減、心の安定、自己肯定感の向上などが挙げられます。また、ポジティブ思考は人間関係にも良い影響を与えます。円滑なコミュニケーションを図り、より良い関係を築くことができます。さらに、ポジティブ思考は新たなチャレンジへの意欲を高めます。シニア世代の人々は退職後も新しい趣味や活動に取り組むことがありますが、ポジティブな思考を持つことで、積極的に取り組むことができます。その結果、生活の充実感や満足感を得ることができるでしょう。

シニア世代の方々には、健康と幸福を追求するために、ポジティブ思考を取り入れることをおすすめします。ポジティブな思考を持つことで、より充実したシニア世代を送ることができるはずです。ぜひ、ポジティブ思考を身につけて、健康的で幸せなシニア世代を過ごしてください。

《 参考資料 》
健康生活ガイド(認知症編)
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