計画と準備
庭づくりには、計画と準備が必要です。実家は築50年以上で、両親が亡くなって2年以上も空き家になっていました。家はかなり傷んできており、垣根や庭木、雑草などの管理も難しい状況でした。そこで、実家を解体して、計画的な庭づくりを実施することにしました。
分別作業
実家を解体する前に、まず実家の中を片付ける必要がありました。家具や電化製品、寝具などを一つ一つ分別する作業から始めました。2021年5月からスタートした分別作業は特に大変で、時間と労力が必要でした。
不用品回収業者に依頼することも考えましたが、予算も含めて納得できる業者が見つからず、自分で清掃工場などに搬入して処分することにしました。家具、寝具、座布団などがたくさんあったため、片付けには約半年かかりましたが、この作業は非常に貴重な体験になりました。
民間の不用品回収業者は、ネットで調べると大量の業者が出てきますね。安く手頃な業者もありますが、処分方法が不明確であったりします。法律に基づく処分を適正価格で行ってくれる業者を見つけることができなかったので、今回は自分で行うことにしました。
処分方法
不用品を処分するにあたり、以下の点に注意しましょう。
- 分別作業を行った上で、リサイクル可能なものはできる限りリサイクルショップなどを利用しましょう。トレジャ―ファクトリーなどのリサイクルショップでは、家電製品や家具、寝具などは直接自宅に取りに来てくれます。
- エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機等の家電製品は、家電リサイクル法による処分が義務づかれているため、それに従いましょう。(古い家電は、リサイクルショップでは引き取ってくれない場合があります。)
- 細かな不用品は、通常の家庭ごみで回収してもらえますが、一定以上大きくなると回収できないことになります。その際、家具など大型の不用品は、お住いの自治体に依頼すると、直接引き取りに来てくれます。
- 布団や座布団など通常の家庭ごみで回収してもらえない場合もあります。その場合には、お住いの自治体のリサイクルセンターや清掃工場などに直接搬入する必要があります。木製、金属製、プラスチック製などにより搬入先が異なる場合がありますので、事前に自治体のホームページなどでご確認ください。
- 不用品の搬入には、自家用車が必要で適当な車がない場合には、荷台の大きな軽車両のレンタカーなどを利用すると良いでしょう。
私の場合は、自家用車を利用したのですが、種類によって搬入先が違ったため、20回以上往復した記憶が今でも鮮明に覚えていますね。期間は分別作業も含め半年程度かかり、自治体の処分料は合計で5万円程度でした。
実家の中を片付けることは労力と時間をかける必要がありますが、この作業を通じて、自分自身が物を整理し、自分の不用品を思い切って断捨離する大切さを学びました。
家の解体
2022年1月から始まった業者による家の解体は、約1ヵ月かかりました。また、解体業者の選定については、三業者から見積もりを取り、価格の妥当性みならず、見積もりの信頼性、担当者の人間性などを考慮して、地元の業者に依頼しました。
この工事は依頼業者ではなく提携会社が行い、解体に関してちょっと雑なところもあり、この判断が正しかったかは疑問が残りましたね。
選定方法
業者選定に際しては、今回の経験も踏まえ、以下のような点を考慮して検討を行う必要があると感じました。
- 建設業許可の取得や損害賠償保険に加入しているかどうか(基本事項)
- 解体工事の経験や実績(ホームページで確認)
- 見積書や契約内容が明確でわかりやすいか(複数業者で工事金額等を確認)
- 担当者の対応が丁寧で誠実かどうか
- 解体工事の期間や費用が適切で、整地内容が明記されているか(契約内容等で確認)
- 近所への挨拶や歩行者・車などへの配慮がなされているか(契約内容等で確認)
解体工事
解体工事は、家や建物を解体する大きな工事です。そのため、解体業者の選定には慎重に行う必要があります。上記の点に注意して、信頼できる解体業者を選んでください。さらに、解体工事を行う際には、解体業者が直接請け負うかどうかを確認することが重要です。解体業者が別の解体業者に解体工事を依頼する場合は、解体工事の品質や安全性が担保されていない可能性があります。
その後、整地が始まりガレージ構築に進みます。
庭づくりには、様々な要素が必要です。植栽や照明などの要素を取り入れて、理想の庭を実現することが大切です。また、定期的な手入れが必要です。季節や天候に応じた作業を行い、美しい庭を維持することが大切です。
以上のように、計画的な庭づくりのためには、解体や整理整頓など十分な準備が必要です。私は、すでに退職していたので、手間や時間をかけることができ、理想の庭づくりをすすめることができました。