前回のブログでは、宮古島の魅力的な特徴、見逃せない観光スポット、快適な宿泊先であるホテル、そしておいしいディナーについて、私たちの旅の初日を詳しく紹介しました。今回、主に2日目と3日目の内容をお伝えするのですが、私たちが訪れた離島での印象的な観光スポットをご紹介することになります。素晴らしい景色と共に、この2日間で私たちが体験したことを一つ一つ簡潔にお伝えします。さて、天気はどうだったのでしょうか?その詳細を順次紹介していきますね。
それとは別に、私たちが滞在したアマンダホテルの朝食についても触れておきたいと思います。その朝食は非常に美味しく、一日の始まりを最高にするものでしたので、その詳細についてもお伝えします。
ホテルでの朝食
アマンダホテルでの朝食は、これまで経験した中でも最高のものでした。朝食会場はフロント近くの「マラルンガ」という場所です。バイキング形式の食事で、和食がメニューの中心です。全てが美味しく、特にラフテー入りの沖縄おでん、新鮮な磯のりやめかぶ、そして味付けが絶妙な煮物などが特に印象的でした。その結果、朝食は5つのレストランから選べるのですが、私たちは3日間連続でここで朝食をとりました。
さらに、食後のデザートとして提供されるホイップクリームたっぷりのクロワッサンに地元のマンゴーやミックスベリーをサンドしたデザートは絶品でした。
2日目 池間島から伊良部島、下地島コース
今日の天気は、朝は曇り一時雨でしたが、午前11時過ぎからは天気が回復し、晴れ間が広がりました。そのため、今日は離島を中心に可能な限り多くの観光スポットを巡ることに決めました。私が訪れた観光スポットをS~Dのランクで評価しますので、参考にしてみてください。
午前のコース
アラマンダホテルを午前9時に出発し、午前は宮古島海中公園など5カ所巡ることができました。
島尻マングローブ林 ⇒ 宮古島海中公園 ⇒ 池間大橋 ⇒ ハート岩 ⇒ 宮古島熱帯植物園
- 島尻マングローブ林 (A):自然豊かのマングローブの林をゆっくりと散策するための遊歩道が整備されており、宮古の自然が身近に感じられ、とても癒されました。駐車場が狭く、ちょっと分かりにくい場所にありました。
- 宮古島海中公園(B):3〜5mの海底で色々な魚と出会える施設です。階段が長く、着くまでに時間がかかります。入園料は大人1000円で、魚の種類は140種類以上いるらしいのですが、今回はそれほど多く魚と出会えず、ちょっとがっかりでした。
- 池間大橋(S):池間大橋は南国宮古島の人気観光地で、美しい「宮古ブルー」の海と白とエメラルドグリーンの浅瀬が魅力です。この時ちょうど、天気が回復し青空も見え、橋のそばの駐車場から見る青空と海とのコントラストが最高でした。
- ハート岩(D):池間島の小さな島には干潮時に見られるフォトジェニックな「ハート岩」があります。このイキヅービーチはNHKのドラマ「純と愛」のロケ地としても知られ、近くにカフェもあり、そこからも見ることができます。
- 宮古島市熱帯植物園(C):広大な敷地である約12万坪には、約1600種の亜熱帯の樹木が生い茂っています。花が少ないオフシーズンでも、ハイビスカスやブーゲンビリアが美しく咲いています。入園料はいつでも無料で、植物好きな方には楽しんでいただけると思います。
ここでの評価は、あくまでも個人的な感想であり、他の観光地や名所の評価はあくまでも個人差がありますので、その点をご配慮願います。
午後のコース
伊良部大橋から伊良部島へとドライブしながら、海岸線の美しい景色を楽しみました。昼食は伊良部島のいらぶ大橋「海の駅」で、簡単に食べられる「宮古そばセット」を選びました。雄大な伊良部大橋や海を眺めながらの食事はとても美味しく感じました。昼食後、通り池など5カ所を巡りました。
牧山展望台 ⇒ 佐和田の浜 ⇒ 通り池 ⇒17END ⇒ 島の駅 みやこ ⇒ ホテル
- 牧山展望台(S):白い展望台は、渡り鳥のサシバを象徴し、伊良部島の最高地点に位置しています。ここからは、宮古本島や池間島、来間島などの壮大な景色と伊良部大橋が一望できます。その景色は雄大で、青空とのコントラストが素晴らしいひとことです。
- 佐和田の浜(B):「日本の渚・100選」に選ばれたこの遠浅の浜は、明和の大津波の巨岩と伝統的な魚垣(ながき)が特徴です。夕日の名所でも知られ、訪れた時には、巨岩が点在する潮が満ちた状態でした。時間帯によって見え方が変わりますので、注意が必要です。
- 通り池(S):通り池は、宮古島の西側に位置する観光地で、天然記念物や名勝地として知られる文化財です。日本有数のダイビングスポットで、地上からも美しい色彩を鑑賞できます。自然の美しさと力強さを感じさせる素晴らしい観光名所です。
- 17END(A):「17END」は滑走路の方向「17」に由来し、下地島空港を囲み、透明なエメラルドグリーンの海と発着陸する飛行機を楽しむことができます。この日は天気も良く、飛び立つジェット機と青空、海の青さが別世界を感じさせてくれました。
- 島の駅 みやこ(B):宮古島の新鮮な食材やさまざまな特産品が揃っています。また、宮古漁協の直営店や宮古そばの店、島スイーツの店も設けられています。訪れた際には、宮古島メロンが最盛期で、たくさんのメロンが用意されていました。
牧山展望台からの伊良部大橋も素敵でしたが、通り池や17ENDからの景色もとても素晴らしかったと思いますね。
イタリアンレストランでディナー
ルナロッサでは、窯焼きピッツァやパスタなどのイタリア料理の他にガーリックシュリンプのテイクアウトも可能です。この日は、離島めぐりで忙しかったため、イタリア料理で軽い食事を摂ることにしました。
アラカルトからオーダーし、ルッコラのサラダ、ピッツァ、そして地元の魚介を使用したペスカトーレ(パスタ)を選びました。人気のイタリアレストランが予約できなかったため、仕方なくここにしたのですが、味は特別良くも悪くもないといった感じでした。
3日目 来間島から東平安名崎コース
今日の天気は、朝は晴れていましたが、午後からは次第に悪くなる天気予報でした。そのため、午前中に与那覇前浜ビーチなどを回り、早めに東平安名崎(ひがしへんなざき)に向かうことにしました。
午前のコース
与那覇前崎ビーチから 海岸線を眺めながらドライブし、5カ所巡ることができました。
与那覇前浜ビーチ ⇒宮古島熱帯果樹園 ⇒来間大橋 ⇒ 竜宮城展望台 ⇒東平安名崎
- 与那覇前浜ビーチ(S):宮古島の7kmにわたる白砂ビーチ「与那覇前浜ビーチ」は東洋一で、美しいコバルトブルーの海と対照をなし、さまざまなマリンスポーツやトライアスロン大会のスタート地点としても知られています。白くてとても素敵な砂浜です。
- 宮古島熱帯果樹園(B):宮古島のまいぱりは、前浜に隣接する熱帯果樹園です。ヤシの木やパイナップル畑があり、カートで散策や宮古馬とのふれあいも楽しめます。自家製のフルーツジュースなどもおすすめです。入園料は大人700円で、ガイド付きカート利用は1400円です。
- 来間大橋 (A):宮古本島と来間島(くりまじま)を結ぶ1,690mの来間大橋は、日本最大級の農道橋です。光の角度により海の色が変わり、その美しさは圧巻です。与那覇前浜や来間島の眺めも素晴らしく、ドライブや散歩のおすすめスポットです。
- 竜宮城展望台(A):来間島の高台に建つ竜宮城イメージの展望台からは、前浜ビーチ、伊良部島、来間大橋の美しい景色と、砂とサンゴの美しい海のグラデーションを楽しむことができます。展望台は、3階建てということもあり、宮古島全体の素晴らしい景色が見渡せます。
- 東平安名崎(S):美しい2kmの岬で、宮古島の最東端に位置しています。ここからは太平洋と東シナ海を一望できます。断崖の荒波は迫力満点で、遊歩道周辺には希少種のテンノウメ群落などが広がっています。残念ながら訪れた時にはテッポウユリが咲いていませんでしたが、それでも心に残る絶景でした。
午後のコース
東平安名崎から吉野海岸へドライブする途中で、昼食を取ることにしました。「大展望台レストラン オーシャンズビスタ」で名物の「元祖宮古味噌そば」を選択しました。壮大な東平安名崎を見ながらの食事は、みそ味のバランスが絶妙で非常に美味しかったです。午後2時近くになり、天気も怪しくなってきたため、近くの2つの海岸を訪れた後、すぐにホテルに戻ることにしました。
吉野海岸 ⇒ 新城海岸 ⇒ホテル
- 吉野海岸(D):この人気のシュノーケリングポイントは、美しいサンゴと魚、泳ぎやすい海が特徴で、潮の影響を受けます。12月にはシュノーケリングが可能ですが、海水浴はできないため、観光地としては推奨できません。
- 新城海岸(C):新城(あらぐすく)海岸は宮古島の人気シュノーケルスポットで、熱帯魚やウミガメを観察することができます。地元の人々に愛されており、初心者にも適しています。しかし、シュノーケルに興味がない方にはおすすめできません。
私は、マリンスポーツをしないので、このような評価になってしまいました。きっと、シュノーケリングの好きな方には、たまらないスポットでしょうね。
屋台村でディナー
琉球の風「南風(ぱいかじ)屋台村」で最後のディナーとショーを楽しみました。この施設は食事だけでなく、土産や無料ライブも楽しむことができる複合施設です。「沖縄離島マーケット」では、宮古島をはじめ、沖縄本島、八重山、奄美大島のお土産も取り扱っています。また、「南風屋台村」では、沖縄料理や台湾料理、アジアンメニュー、バーベキューなど、多彩な料理を楽しむことができます。
私たちはここで、毎晩開催されるエイサーや三線ライブのパフォーマンスを楽しみながら、様々な料理を堪能しました。夜は天気が悪く雨になってしまいましたが、会場が室内だったため影響はありませんでした。最後の夜はとても楽しく、忘れられない時間を過ごすことができました。
最終日
その日、朝から天気が荒れ、ゆっくりと起床した後、遅めの朝食を時間をかけて味わいました。周辺を散策する予定でしたが、雨が強くなったため中止しました。代わりに、ホテルで飼っているウミガメを見学しました。その後、午前11時すぎにシャトルバスで宮古空港に向かい、フライトまでの多くの時間をカフェで過ごしました。
宮古島から羽田までのフライトは午後2時50分に出発し、約2時間半で到着しました。帰りのフライト時間は行きよりも短く、快適に過ごすことができました。羽田に着いたときは、まだ5時過ぎでしたが真っ暗で、宮古島との違いを強く感じました。空港を出るとかなり寒さを感じ、その後モノレールで自宅に戻りました。
この旅の目標は宮古島を一周しながら離島と名所を巡ることで、2日目と3日目の晴天のおかげでほぼ達成できました。
全体として、久しぶりの沖縄旅行はとても素晴らしかったですね。来年もこの季節に沖縄への旅行をできればいいなと考えています。
シニア世代になると、旅行が負担に感じられるかもしれませんが、元気なうちは多くの旅を続けたいと思っています。